改良2018/10/27 09:20

ハンモックの吊り方は概ね固まっている。7mm、3.5mのロープの両端をダブルエイトノットで輪にしたものを2本準備し、共に適当な間隔の木に巻き付ける。巻き付けると言っても片端のダブルエイトノットの輪に他端を通して締めるだけである。足側はヘネシーのロープをシートベンドで固定し、頭側にはカラビナを介してラッペルリングを2本取り付けてヘネシーのロープをガルダーヒッチでテンションを掛けて適当な長さとしている。 ヘネシーではこの方法なのだがもう一つ持っているDDハンモックではオリジナルのロープを取り外してスリングにしているため、木に巻き付けたロープの片端を適当にテンションを調整しながらスリングにシートベンドで結んでおり、ハンモックによって吊り方が異なる。 どちらのハンモックでもそこそこ早く設営・撤収できるものの、非公認地でもひと夜を明かす事が多いのでもっと早くてスマートな方法を考えてみた。まずは現在のロープとラッペルリング、ロープのダブルエイトノットを解く。

片端にダブルエイトノットを2つ続けて作り、頭側にするロープには一番端となる輪にラッペルリングを2つ通しておく。

多分これで準備完了。昨晩遅く、近所の林間で早速吊って一晩過ごす。

2つ並んだ輪の内側の方にロープを通して締めるのだが、一番端の輪にテンションを掛けるとロープが動いてしまう。考えてみれば当然で、輪が一つしかなければ通したのと逆方向にテンションを掛けることにより木に結んだロープが締まるのだが、その輪をテンションが掛かっている方向に引けば輪が動いてしまう。これまでハンモック側から見て木の端に輪を置いていたのだが、ハンモックから見て木の中心に輪が来るようにすれば取り敢えず安定した。輪にロープを通しただけではロープが遊ぶので木には巻き結びしている。 頭側にラッペルリング。

足側はシートベンド。

同じ輪を使ってタープ用のリッジラインを張って、プルージックでタープを張る。

タープはシームテープが痛まないようにリッジラインの下に吊るすスタイルとしているが、特にバグネット内側にリッジラインのないDDタープではリッジラインがタープの内側にあった方が使い勝手は良い。雨が降らない限りタープなんて張らないのでどうでもいい事なのだけれど。 もう一つはタープ用リッジラインを取る場所で、ハンモックのロープを吊る場所と同じにするとハンモックの重さでリッジラインが緩んでテンションを掛け直す必要があった。2つ目の輪が木と離れているので、ここにカラビナでリッジラインを張って独立させた方がハンモックの影響をうけなくなって張りやすそうである。

設営は試行錯誤したので少々時間が掛かったが、撤収は若干早いかも知れない。もう少し改善の余地があるという事か。

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